Cycling is for Everyone
キャノンデールとEFプロサイクリングが、人種的多様性を高めるためにパートナーシップ開始。
サイクリングは、もっとも移動距離の長いスポーツのひとつです。プロ選手は、驚異的なスキルと持久力で世界中の街や村を駆け抜け、息を呑むような環境でレースをしています。日常的に自転車に乗る愛好家の皆さんにとって、サイクリングはリフレッシュや、ちょっとした冒険だけでなく、健康的で、持続可能な交通手段としても認知されるようになってきました。2020年には、多くの人が自転車に乗る楽しさを再発見し、サイクリング業界は世界規模で拡大しました。
キャノンデールとEFプロサイクリングは、ロードバイクライディングが世界で最も人気のあるスポーツとして確率することを目指しています。また、新しく自転車に乗ってみたいと考える人々が、より簡単に参加できるような機会がなくてはならないということも認識しています。今年初め、セント・オーガスティン大学でHBCU初のサイクリングチームが誕生したことに触発され、キャノンデール、EFプロサイクリング、USAサイクリング協会が協力し、2つの大学でまったく新しいサイクリングプログラムを提供することになりました。
『アメリカにおいて人種による差別のない環境をつくるために、私たちは耳を傾け、学び、黒人と先住民の方々が、サイクリングというスポーツに参加できる方法はないのかと考えてきました。参加者拡大の助けとなるこれらの学校との長期にわたるパートナーシップは、キャノンデールとEFにとても大切なものだと考えています。』
サイクリングスポーツグループ マーケティング部長 デニス・キム
初年度は、2つの大学へのプログラム提供となりますが、参加大学数を増やしていき、今後もこのプログラムをより充実したものへと成長させることを目指しています。私たちのゴールは、学生たちが自転車に乗る楽しさを体験し、より多くの人たちと共有し、コミュニティをつくり、冒険へ出かけることをサポートするための長期的なプログラムを構築することです。
『私たちは、サイクリングはすべての人が楽しむことができるスポーツだと信じています。しかし、実際には、このスポーツに歓迎されていないと感じたり、参加しにくいハードルが存在することも事実です。アメリカのサイクリング界の人種的多様性を増やすことで、スポーツ界全体での多様性を高めていけたらと考えています。これを成功させるには、全体にわたる包括的なアプローチが必要となります。そこで私たちはUSAサイクリング協会と協力し、小学生から大学院生までのアスリートを支援することにしました。』
EFプロサイクリング代表 メアリー・ヴィッテンベルク
『USAサイクリング協会は、このスポーツの統治機関として、サイクリングへの参加を増やすユニークな機会があると考えています。Collegiate Cyclingの再構築への投資の一環として、EFプロサイクリングおよびキャノンデールと共に、このプログラムを開始できることに非常に興奮しています。サイクリング界は、今日の社会で見られるような多くの課題を抱えていますが、HBCUおよびTCUコミュニティと密に協力することで、この業界のパートナーの助けを借り、扉を開くことができると信じています。』
USAサイクリング協会 最高経営責任者 ロブ・デマルティーニ