Kids Bike Buying Guide
お子様に最適なキッズバイクが分からない方は本購入ガイドを参照ください。
子どもたちにはちゃんとした自転車が必要です。自転車が子どもたちに与える自由は忘れられない “初体験” になりますが、ハイクオリティな自転車ならその喜びをもっと簡単に得られるようになります。だからこそ、1台目でも4台目でも、お子様に最適なバイクを選ぶことが重要なのです。そして、皆さんと同じようにキャノンデールも子どもたちのすべてのライディングが素晴らしいものになることを真剣に考えています。本購入ガイドは皆さんのお子様に適切なバイクのサイズとモデルを判断する助けになるはずです。
Buying a Cannondale kids bike
キャノンデールキッズコレクトとは?
子どもをバイクに合わせようとする保護者を数多く見かけますが、現実はこの逆です。キャノンデールは “バイクを子どもに合わせる” を目指しています。“子どもに正しい” を意味するキャノンデールキッズコレクトでは、50年を超える大人用プレミアムバイクの生産から得た知見を活かして、子どもたちが学びやすく、スキルと自信を身につけやすく、そして何よりもまずより楽しく乗れるバイクを作り続けています。
キッズコレクト「ウエイト」:子どもにあったバイクの重量は子どもの体重の30〜40%以下です。軽量なバイクほど扱うのが簡単でライディングが楽しめます。
キッズコレクト「スタンドオーバー」:子どもに正しいスタンドオーバー(地面からヘッドチューブ上面までの高さ)なら簡単に乗り降りできます。
キッズコレクト「リーチ」:子どもに正しいリーチ(ボトムブラケットからヘッドチューブ上面までの水平距離)なら快適にバイクを操作できます。
キッズコレクト「ギア」:小さいギアと短いクランクアームは短くて力が弱い脚に最適で、狭いQファクター(左右のクランクのペダル取り付け部分の間の距離)は子どもでも自然にまたがれます。このような特徴が備わっていればより簡単にライディングを続けられます。
キッズコレクト「パーツ」:各パーツは子どもの骨格に合うサイズに調整されています。ハンドルバーとグリップは小さく、サドルとペダルも子どもに合わせてあります。また、ハンドブレーキに慣れることで将来、大きなバイクで必要になるスキルを磨けます。
お子様に適切なバイクサイズ選びとは?
子ども用のバイクサイズは大人用とは少し異なります。子ども用のバイクサイズはホイールの直径で表示されますが、大人用のバイクサイズはフレームサイズで表示されます。ですので、キッズバイクの16”は16インチ”ホイールを意味します。
大半の保護者は子どもの年齢と身長から適切なバイクのサイズを算出していると思われます。
下図はあなたのお子様に適切なバイクのサイズを理解する助けになるはずです。お子様の身長が2つのバイクサイズに当てはまる場合は、お子様が初めてバイクに乗る、あるいはバイクにまだ乗り慣れていないなら小さい方のサイズを選んでください。お子様が乗り方を知っていて、乗り降りやターン、ペダリング、ブレーキングが問題なくできるなら大きい方のサイズを選びましょう。
お子様に適切なバイクのスタイルとは?
12”と16”はライディングの基本を覚えるためのキッズバイクです。20”、24”、26”へとステップアップしていくにつれてキッズバイクのスタイルの選択肢が増えていきます。
ギアとブレーキ
キッズバイクにギアは必要ですか?
キッズバイクにギアは必要ありません。最初の1台なら特にそうです。その理由を説明しましょう。まず、シングルスピードのドライブトレインはシンプルな構造ですので、ライディングを学ぼうとしている子どもがバランスの取り方と安全なライディングの習得だけに集中できます。次に、シングルスピードドライブトレインは転倒時に曲がったり壊れたりする可能性がある剥き出しのシフティングコンポーネントがないため耐久性に優れており、バランスが上手く取れない初心者に最適です。これらの理由から、キャノンデールの12”と16”の全モデルはシングルスピードを採用しており、一部の20”はシングルスピードとマルチスピードドライブトレインのいずれかを選択できるようになっています。
お子様のライディングが上達していくと、変速機構を備えたバイクを欲しがるようになるはずです。家族のライディングに追いついたり坂の上にある友人宅へ向かったりと、マルチスピードドライブトレインならより多くのことができるようになります。そのため、キャノンデールは20” キッズトレイルにマルチスピードドライブトレインをオプションとして用意すると同時に同モデルの24”と26”にマルチスピードドライブトレインを採用しています。
バランスバイク vs. 補助輪
現役サイクリストの多くは補助輪付きバイクで育ちましたが、最近の保護者の多くはバランスバイクを使って子どもたちに乗り方を教えていることでしょう。バランスバイクでは両足が推進力と補助輪の役目を担うため、子どもたちは両足を使いながら前進に必要なバランスを学ぶことになりますが、その動きが歩行に似ているため、ごく自然に習得できます。また、バランスバイクでは2輪走行特有の自由な感覚が得られるため、2歳になる前から楽しんでいるお子様もいます。バランスバイクからライディングを始めたお子様の多くは、補助輪の助けを借りることなくスムーズにペダルバイクへ移行できています。
しかしながら、より高い安全性や補助輪の安心感を求めるお子様もいらっしゃいます。ですので、キャノンデールのすべての12”と16”のキッズバイクには工具なしで脱着できる補助輪が付属しており、補助輪が必要かどうかをお子様と一緒に判断できるようにしています。