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Born to Run: victory in Spain

Photography by Getty Images
斜度が増すにつれ、カナディアンは勢いを増す。-「特別な日だった。バスクでのレースはいつも素晴らしい。」
- マイケル・ウッズ
18の厳しいステージと、秋の日差しを浴びてスペインの田園地帯を縫うように駆け抜けるコースレイアウトのブエルタ・ア・エスパーニャは、最も価値のあるレースの1つ。世界3大レースであり、ロードレーサーなら誰もが目標に掲げるビッグタイトル。COVID-19により多くのレースがキャンセルされた2020年は、その重要度がこれまで以上に高くなっています。
ウッズはかなり前からこのステージについてチェックしており、勝利の準備を重ねていたのです。第7ステージは一つのポイントになる。「このステージ優勝をじっくりと味わい、明日からのレースに備えるだけ。」この勝利は、どうやって達成したのでしょうか?
「このステージは前からチェックしていたんだ。でもはじめは逃げに乗るのではなく、チームメイトのヒュー・カーシーのそばにいる予定だったんだ。でもレースがクレイジーな展開になり、大きな逃げ集団ができたから、そこにチームから何人か入らなければならなくなった。それが個人的に素晴らしい結果に繋がったんだ。」
― マイケル・ウッズ
第7ステージは、厳しい第1週目の直後に設定されました。第6ステージで2位に終わり、休息日を挟んでチームメイトのヒュー・カーシーが総合2位につけていたので、ウッズは逃げ集団に乗るつもりはありませんでした。しかし、集団前方でチームメイトのマグナス・コルト・ニールソンと一緒に走っていたウッズは、その先にまだ厳しい登り区間が待っていることを考えていました。


集団内で脚を残しながら、残り22kmでウッズはアタックをしかけました。15kmを切ったところでライバル4名が合流し、アタック合戦がはじまるもどれも決定的なものにはなりません。しかしその中で「勝てるかもしれない」とウッズは感じ始めていました。
残り1km。ついにその時がやってきました。ウッズは単独で飛び出しました。チームにとって、2020ブエルタひとつめのステージ優勝。これによりEFプロサイクリングは、2020年のツール、ジロ、ブエルタのグランツール全てでステージ優勝を成し遂げたことになります。


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