Faster Everywhere × Barcelona
Photography by: Brazo de Hierro
ツールも、トルティーヤも。スペインらしさ満点のグラン・デパールを味わおう
7月が再び巡ってくると、空気を満たすあの紛れもない高揚感が告げるのは、ただひとつ。ツール・ド・フランスの季節です。今年、プロのプロトンが向かうのはバルセロナ。スペインの香り漂うグラン・デパールで幕を開けます。3週間にわたるレースの、まさに壮大な幕開けです。
1年で最大の自転車レースの雰囲気を味わうのに、仲間と自転車で巡るコーヒーライド以上の方法があるでしょうか? カタルーニャの州都とその周辺で2つのステージが開催される今こそ、サドルにまたがってひと走りし、少し観戦し、そして地元グルメをたっぷり味わう絶好の口実です。そして私たちも、その瞬間を待ちきれません。
ちょっとだけ控えめな Faster Everywhere
EF Pro Cycling の選手たちは、今年のツールの大半を、Faster Everywhere を目指して設計、開発されたバイクSuperSix EVOに乗って戦います。一方で私たち一般ライダーにとっては、たまには Faster Everywhere からFastを抜いて、沿道から観戦を楽しむ絶好の機会です。
プロたちが「仕事」で街を訪れる一方、私たちアマチュアは「お楽しみ」のためにここへ来られるというわけです。
うれしいことに、バルセロナとその周辺では第1ステージも第2ステージも、観戦のチャンスがたっぷりあります。それに、途中でコルタードやペストリーを片手にひと休みしたって、私たちは何も言いませんよ。
7月4日土曜はチームタイムトライアルの日。ツールがTTT・チームタイムトライアルで開幕するのは1971年以来。実はこの年は、Cannondaleが創業した年でもあります!
19.7km地点を過ぎるとコースはややテクニカルになり、1992年オリンピックのスタジアムが建つモンジュイックの丘を登りきった先で、選手たちは全力でフィニッシュを目指します。EF Pro Cyclingのチームトレインはいつものように鮮やかに、Cannondale SuperSlice TTバイクを駆って、脚の続く限り上位を狙います。
一方の日曜日は、海岸線を少し南下したタラゴナをスタート。バルセロナへ戻る168.5kmのコースで、最後は再びモンジュイックを2周し、ステージの行方が決まります。スピード感あふれる白熱した展開となり、逃げを狙う絶好のチャンスにもなるでしょう。そして最終ラップが繰り広げられる中、レースの見せ場を何度も目にできる絶好の機会でもあります。
壮大な開幕ウィークエンドとなること間違いなし。プロたちの走りを生で見られるチャンスがたっぷりです。複数のスポットを巡って観戦に街を駆け回る人も、実はツールよりトルティージャがお目当てという人も、どうか「ムイ・ブエノ(最高)」な時間をお過ごしください!