Morton and Howes have “Pure Fun!”
人は、なぜ自転車に乗るのか、それはつまり「何よりも楽しいから」。そんなことをモートンとハウズは思い出させてくれました。— “Pure Fun.”
ラクラン・モートンとアレックス・ハウズが、目いっぱいバイクライドを楽しんできたようです。 これまでEFエデュケーション・NIPPOのライダーたちが成し遂げてきたことは、目を見張るものがあります。例えば、少し前にアレックス・ハウズは、230km以上もあるSBT GRVLというグラベルレースに勝利しました。そして、ラクラン・モートンは、『ALT TOUR (もう一つのツール)』と題し、誰からもサポートを受けることなくツール・ド・フランスの21ステージとその間の移動を自走する全長5,510km/獲得標高差65,500mにチャレンジし完走しました。これらの華やかな偉業とは対照的に、ライダーたちは、いたって冷静かつ穏やかです。
勘違いして欲しくないことは、彼らは決して楽に達成した訳ではありません。こういったことを達成するためには、長い間、高いレベルでのモチベーションを維持し続ける必要があります。もし、彼らに「どうしてそんなにクランクを回し続けることができるの?」と尋ねると、恐らくこう答えるでしょう。「とにかく楽しむ!」と。
2021年夏、ふたりは、キャノンデールからいち早く手渡された発表前のScalpel HTに乗り、コロラド州の山々を、トレイルというトレイルを乗り倒してきました。モートンとハウズは、心に好戦と厭戦の両方をもっており、それらが常に出たり入ったりしているような性格です。彼らのアドベンチャーや、自転車に乗ること、そしてマウンテンバイクを思いっきり楽しむ姿を記録しているうちに、それを見ているまわりの人たちへも楽しさが伝わっていくようでした。もし、あなたが自転車への愛情を目いっぱい表現すると、同じような現象が起こるはずです。
モートンとハウズが心から楽しんでいる姿を一緒に楽しんでください。思わず笑みがこぼれることでしょう。手元の自転車にゼッケンプレートをつけて誰よりも早くフィニッシュラインを目指しているあなた、仲間たちと一緒にシングルトラックを駆け抜けているあなた。自転車に乗る理由は人それぞれ違うことでしょう。でも、人は、なぜ自転車に乗るのか、それはつまり「何よりも楽しいから」。
Pure fun!
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Here are some of the bikes featured above: